障がい者サッカーチーム「FCオルテンシアアクティブ」(南区下溝)が7月17日(日)から始まる県リーグに参加する。来年2月までの半年間、チーム一丸となり初の優勝をめざす。
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障がい者のサッカーは「切断障がい」「脳性まひ」「知的障がい」「視覚障がい」など7つのカテゴリーがある。オルテンシアアクティブは市内で唯一、神奈川県知的障がい者(FID)サッカー連盟に所属するチームで2018年から活動を行っている。
当時20人ほどだった選手は現在43人に。知的障がい者が41人、精神障がい者が2人。年齢は12歳から51歳で、中央区淵野辺にある学校法人國學院大學相模原キャンパスグラウンドで練習をする。グラウンドは学校法人と協定を締結し使用している。
県FIDサッカーリーグは昨年から始まったもので今季はツクイホールディングスの特別協賛で「ツクイカップ」と呼ばれる。合計10チームが3つのリーグに参加し、それぞれ優勝を争う。期間は来年2月まで。オルテンシアアクティブ担当者は「障がい者サッカーというと福祉的な側面が強くなりがちだがこの県リーグはまさに『勝負』。選手の必死なプレーを見て、この機会に障がいへの理解も深めてもらえれば」と期待する。
オルテンシアアクティブの初戦は17日、県立スポーツセンター(藤沢市)で開催。同グラウンドでの試合は8月20日(土)に予定している。試合結果、スケジュールは連盟のホームページで確認できる。
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