内定を報告ロンドンパラリンピック 秋山里奈さんが内定 目指すは100m背泳ぎ金メダル
2012年8月29日からイギリスのロンドンで開催される『ロンドン2012パラリンピック競技大会』の水泳競技に、アテネパラリンピック銀メダリストで市内日向在住の秋山里奈さん(24歳)の出場が6月4日に内定した。
世界最高峰の障がい者スポーツ大会として、水泳や陸上競技、射撃、柔道など20競技503種目が行われるロンドンパラリンピック。
内定も決まり、秋山さんは「目標はずっと金メダル。自分にはできると信じています」と大会に向けた決意を話す。前回の北京大会では、当時の世界新記録をマークしていた100m背泳ぎが種目削除となった。それでも前大会では自由形で8位入賞、あきらめずに練習を重ね、今大会で復活した100m背泳ぎで8年越しの金メダルを目指す。
5月には後援会メンバーと一緒に大山の頂上まで登り必勝を祈願。普段の練習に加え、自宅でも筋力トレーニングは欠かさない。残りの3ヵ月は、前半のスピードと後半の持久力を高めるトレーニングをしていくという。秋山さんをはじめ、水泳競技の出場選手は今月末のドイツオープンに出場して最後の調整に入る。
6月12日には、秋山さんと後援会メンバーが市長公室を訪れ、内定を長塚幾子市長に報告した。長塚市長は「8年間のいろいろな経験を蓄積し、ロンドンで花を咲かせてほしい。見ている人たちも勇気づけられます」とエールを送った。「目標を達成して金メダルを胸に伊勢原に帰ってきたい」と秋山さん。後援会では応援メッセージ入りの日の丸を製作予定。市内各所でメッセージを呼びかける。また8月に壮行会も企画する。代表の足高慎吾さんは「市旗も持っていきます。伊勢原の皆さんも応援してほしい」と話す。
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