青年会議所 伊勢原でブロック大会 27年ぶり 地域の魅力もＰＲ
大垣真一理事長
県内21の青年会議所（以下ＪＣ）が一堂に集結する『第41回神奈川ブロック大会伊勢原大会』が９月８日（日）、伊勢原市民文化会館などで行われる。メインフォーラムでは第69代横綱の白鵬関が登場するほか、多くの著名人の講演もある。また主管する伊勢原青年会議所（大垣真一理事長）では、地域の宝を紹介する「たからいち」を合わせて実施する。
ＪＣは20歳から40歳までのメンバーで構成され、「明るい豊かな社会の実現」をめざし、さまざまな活動をしている団体。
ブロック大会は、県内ＪＣメンバーの研修を目的に１９７２年に始まった事業。県内各地を会場に毎年行われており、今ではＪＣの活動を市民に情報発信する場にもなっている。今大会では「研ぎ澄ませ！誇り高き日本人の心〜真を伝え、今こそ行動の時〜」をスローガンに講演会やパネルディスカッションが行われる。当日は県内から約７００人のメンバーが集まるという。
伊勢原市でブロック大会が開催されるのは27年ぶり。今年度35周年を迎えた伊勢原ＪＣは、地域の魅力を発信するために積極的に大会誘致を行った。ブロック大会実行委員長を務める伊勢原ＪＣの小泉幸彦さんは「歴史や文化、自然などの魅力が人によって生まれ、守り、伝えられてきました。伊勢原の魅力は人。ブロック大会を通じて、県内青年会議所のメンバーはもちろん、市内・県内・県外へ発信していきたい」と話す。
メインフォーラムは午後１時から市民文化会館大ホールで。「未来へつなごう、日本人の心」と題して、大相撲・白鵬関、元ボクサーでアリスの「チャンピオン」などのモデルにもなったカシアス内藤氏が日本人の夢や希望、歴史、誇りについてトークセッションを行う。 また元宮崎県知事の東国原英夫氏、鈴木宗男氏らによる講演、参議院議員で弁護士の丸山和也氏ほかによる講演なども行われる。
たからいち
伊勢原ＪＣは大会当日、市民文化会館前で「たからいちin伊勢原」を開催する。時間は正午から午後４時。
この催しは、伊勢原に育つ「地域のたから」を発信していくもの。事前募集が行われた市内の魅力を発見するバスツアーをはじめ、会場では伊勢原のＢ級グルメ豚ティーヤなど10の飲食ブース、市の文化財や推奨みやげ品などを紹介するくらしブースを設置して、ブロック大会を盛り上げる。
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