伊勢原市商工会女性部(露木ミネ子部長/76人)が今年で30周年を迎える。1984年11月に商工会員の妻や女性経営者によって結成され、以来、女性目線の取り組みで商工業の発展や地域活性に貢献してきた。最盛期は150人を超えた部員も年々減少。今後について露木部長は「部一丸となって会員増強に取り組みたい」と語った。10月18日(土)には文化会館で記念式典が開かれる。
女性部は、大山登山マラソンや商工まつり、商工会青年部主催の大納涼まつりなど、市内の様々なイベントに協力している。東日本大震災後は、段ボールを活用した簡易トイレの作り方教室を実施。市内の自治会、イベント会場のほか、相模原市や逗子市、県の商工まつり会場など、市外でも積極的に教室を開いてきた。
また、県内19の女性部が参加して毎年行われている主張発表大会では、2012年、13年に初めて2年連続で最優秀賞を受賞するなど、存在感を示している。
それだけに慢性的な部員減少は女性部の悩みのひとつ。市商工会事務局によると、84年の発足以来、年々部員は増加。10年前には150人を超えたが、それ以降は減少傾向にある。
会員増強を重要課題とする露木部長は、部の活動周知に力を入れる方針。女性が参加しやすい帯飾り教室を開くなどして、女性部の活動内容や雰囲気を伝えていきたいという。
「部の先輩方、地域の協力で今があります。これからも笑顔と思いやりをモットーに活動していきたいです」と露木部長。
30周年記念式典は10月18日(土)、市民文化会館小ホールで午後1時から。経済評論家の森永卓郎氏による記念講演のほか、日本舞踊や一輪車のショーも予定。参加無料。
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