神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2018年8月3日 エリアトップへ

伊勢原市 未病センターを開設 保健師への相談も可能

社会

公開:2018年8月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
市役所分室に開設された未病センター
市役所分室に開設された未病センター

 未病センターいせはら(クルリン健康測定コーナー)が8月1日、市役所分室1階に開設された。市民の健康寿命を延ばすことと生活の質の向上を目的に設置されたもので、自動身長体重計や自動血圧計などが設置され、20歳以上の市民ならだれでも無料で利用できる。

 市によると未病とは体の状態は健康か病気かを明確に区分できるものではなく、健康と病気の間を連続的に変化するものだと捉え、その変化を表す概念。高齢になっても健康的で自立した生活ができる「健康寿命」を延ばすためには、病気になってから治療するのではなく、未病を改善することで病気自体を防ぐことが重要になるという。

 県では、健康寿命を延ばすために様々な取り組みを行う「かながわ未病改善宣言」を2017年3月に発表。これを受けて市は、昨年度からセンター運用の協議をはじめ、常駐する保健師や栄養士などの運用体制が整ったことから今回、県の認証を受けて開設された。

自由に健康測定

 同コーナーは常設で、自動身長体重計、自動血圧計のほか、肥満度を表すBMIや体脂肪率が測定できる体組成計、骨量測定装置、握力計が設置され無料で利用できる。

 利用者には健康度記録ノートが配布され結果を記録しておくことができ、保健師や栄養士に相談もできる。ほかにも健康づくりに関する情報の提供、講座の開催なども行われる。市健康づくり課は「これまでイベント会場などで健康測定や保健師などへの相談を行ってきたが、コーナーの常設でより健康への意識をもってもらい生活習慣の見直しや、健康維持に役立ててもらえれば」と話している。

 同センターの利用は平日午前9時半から11時半、午後1時半から4時半まで。予約不要。

伊勢原版のトップニュース最新6

後世に伝えたい

伊勢原女性農業者連絡協議会

後世に伝えたい

「伊勢原の食と行事」発刊

5月3日

市が購入費用を助成

自転車用ヘルメット

市が購入費用を助成

1個につき最大2千円

5月3日

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook