「朗読・録音ボランティア野の会」(越地政子会長)がこのほど、「2023年度障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受け、12月22日に高山松太郎伊勢原市長を表敬訪問した。
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同表彰は、障害者の生涯を通じた多様な学習を支援・実践する活動及びその活動を行う個人または団体で、活動内容が他の模範と認められるものに対して、その功績を称えるもの。今年度は個人と団体で51件、県内では同会のみが功労者として表彰された。
同会は1990年に発足し、今年で34年目を迎えるボランティア団体。現在15人のメンバーが、年間を通じて市立図書館で「対面朗読」に従事しているほか、録音図書の作成などを行っている。また「こどもの読書週間」では、一般を対象に、アイマスクを装着した対面朗読体験や、視覚障害者を対象にした朗読会の開催など、啓発活動にも携わっている。
越地会長らは「先輩方から長く続く活動が評価されて嬉しく思う。今後の励みになる」と喜びを語った。録音図書の作成には膨大な時間を要し、長いものは1年かけるものもあるという。「依頼人が喜んでくれるのがやりがい。私たちも朗読が好きだから続けている」と同会。高山市長は「大臣表彰はすごいこと。障害者の皆さんには心強い活動だと思う。続けていくのは大変なことだが、今後も頑張ってほしい」と謝辞を述べた。
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