県高校総体が先ごろ行われ、伊志田高校陸上部(二宮賢一顧問/部員数39人)の内海智香さん(3年)が三段跳びで優勝、松井文乃さん(同)も3位に入った。短距離でも川瀬政宏さん(同)が100・200mで2・3位と活躍した。
参考記録ながら100mで10秒64を記録した川瀬さんは、6月18日から千葉県で行われる関東大会にむけ「精一杯の走りで全国大会へ進みたい」と意気込む。
関東大会では三段跳びが行われないため、内海さんと松井さんは6月末の県選手権を見据える。内海さんは今大会で11m74を記録。顧問の二宮先生は「全国でも戦える記録」と話す。
高校から陸上を始めたという松井さん。同部の瀬野尾航平主将(3年)によると部員の約半数が高校から陸上を始めた選手という。にもかかわらず、2、3年の女子全員が地区予選を勝ち抜き今大会に出場した。
強さの秘密は種目ごとに置かれたコーチの存在だ。顧問をはじめ陸上経験者4人が長距離・短距離・跳躍に分かれ競技ごとに指導にあたる。松井さんは「三段跳びの基礎から教えてくれたので、高校からでも十分間に合った」と振り返る。
「励まし合って練習に取り組むメンバー全員の結束力が最大の強み」と瀬野尾主将。部員たちも「仲間と陸上ができる日々を大切に頑張りたい」と続けた。
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