伊勢原市は10月から、これまで生後〜6歳児までが対象だった通院に対する小児医療費の助成を、小学3年生修了までに引き上げた。市はこの取り組みにあたり、今年度当初予算におよそ3,000万円を計上している。
小児医療費助成制度は、子どもが医療機関を利用した際、保険診療の自己負担分を自治体がまかなうというもの。助成の対象や要件などは、自治体によりさまざまだ。
これまで伊勢原市では、市内在住で健康保険に加入している0歳〜6歳までの通院と入院、7歳〜中学校卒業までの入院に対して助成を行ってきた。
今回の年齢引き上げによって、通院に対する助成期間が、従来の6歳までから小学3年修了までに延長された。ただし、生活保護受給者や、里親に委託されている人、重度障害者医療助成制度・ひとり親家庭等医療費助成制度の利用者などはこの助成が受けられない。
市民生活の安定を柱とした今年度の当初予算に盛り込まれた今回の事業。市子育て支援課の担当者は「助成対象年齢の拡大によって、市民の皆様がより安心して子育てをするための一助になってくれれば」と話している。
小児医療費助成の概要は次の通り。
0歳〜小学3年
所得制限はなく、通院と入院に適用。県内の医療機関にかかった場合、医療証と保険証を提示すると保険診療分の自己負担額が無料になる。保険外診療分・検診料・入院時食事療養費などは対象外。医療証は市に申請すれば交付される。
県外では医療証が使えないものの、後日、領収書を添付して子育て支援課に払い戻しの申請ができる。
小学4年〜中学卒業
入院のみが対象で、医療証は交付されない。医療機関を利用後、市に申請をする。自己負担額から高額療養費・家族療養費附加金など、ほかの制度により支給される額を差し引いた額が振り込まれる。
ただし、所得制限があるため、収入によって助成対象から外れる場合もある。
申請方法など、助成制度の詳細に関する問い合わせは、伊勢原市役所/【電話】0463(94)4711・子育て支援課まで。
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