伊勢原市民文化祭(主催/市教育委員会ほか)が10月28日(金)から11月13日(日)、中央公民館や文化会館などで行われる。期間中は、伊勢原市文化団体連盟(野崎宏会長)に所属する28団体の会員およそ1,700人による芸術作品の展示や発表が行われる。
市制40周年事業として行われる今年の文化祭。地域の芸術振興と同連盟会員に発表の場を提供することを目的として昭和39年に始まり、今年で47回目。
文化祭は中央公民館の「展示部門」と文化会館の「発表部門」に分かれる。展示部門では、会員が手がけた絵画や盆栽、俳句、書道、写真作品などが数多く並び、発表部門では民謡やマジック、合唱、日本舞踊などが披露される。また、市総合運動公園の中央広場でも菊花展が行われる。
市の社会教育課によると、毎年延べ13,000人を超える来場者でにぎわうなど、伊勢原に芸術の秋の深まりを知らせる催しとして市民に定着している。 市文化団体連盟の野崎会長は「素敵な作品と発表に出会えます。まだ来たことのない方は一度ご来場を」と呼びかける。
体験イベントで取り込みなるか
一方、近年は会員の高齢化が指摘されている。会員の平均年齢はおよそ70歳。毎年20〜30人が活動をやめるという。野崎会長は「これからも文化の火を消さないためには、幅広い世代の参加が急務」と話す。
そこで、文化祭では「みんなで楽しく参加できるイベント」として、中央公民館を会場に生け花や盆栽の体験、マジック教室、蒔絵づくりなどが行われる。野崎会長は「実際にやってみることで、興味や関心をもち、活動に参加するきっかけになれば」と話している。
文化祭の日程などの問い合わせは中央公民館/【電話】0463(93)7500・市社会教育課まで。
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