伊勢原市山岳救援隊 山の安全に功績大 県消防協会が隊旗を授与
伊勢原市山岳救援隊(磯崎敬三隊長・28人)は先月4月10日、これまでの救助活動等の功績が認められ、(財)神奈川県消防協会から隊旗が授与された。
伊勢原市山岳救援隊は市内大山や比々多、日向地区での火災や遭難事故に対応するために、1999年7月に地元消防団経験者が中心となって組織された。以来12年で100件以上の災害に出動し、救出救助者も100人以上を数える。地元の地理知識を発揮し、様々な山の災害で活躍しているという。
県消防協会では、これまでの功績をたたえ隊旗を作成し、先月10日には市消防本部で授与式が行われた。隊旗は伊勢原の市章に市の鳥である「やまどり」をあしらったもの。このデザインは救援隊の発足時に市消防職員が作った隊旗をモチーフにしている。磯崎隊長は「救援隊ができてからずっとやってきました。今回の授与は大変光栄です。これからも隊員一同山の安全を守るために頑張りたい」と話す。
本格的な登山シーズンを前に、救援隊では山の視察を行い、標識等の確認作業も行っている。「ハイカーや登山客の皆さんには時間に余裕を持ってしっかりとした服装と準備で山を楽しんでもらい、また伊勢原の山を訪れてほしい」と磯崎さんは話した。
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