神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2012年12月7日 エリアトップへ

部門3位にモー嬉しい 牛の美人コンテストで西富岡の荒井さん

公開:2012年12月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
荒井さんとリツチヒルトリプルデリポンチアク
荒井さんとリツチヒルトリプルデリポンチアク

 第8回『全日本ブラックアンドホワイトショウ』(主催/全国ホルスタイン改良協議会)が11月23日に静岡県御殿場市の馬術・スポーツセンターで開催された。県代表の1頭として出場した、市内西富岡の酪農家・荒井新吾さん(51歳)のリツチヒルトリプルデリポンチアクが第11部の第3位を獲得した。

 同大会は、日本全国から乳牛(ホルスタイン種)が集まり、その体型やバランス、飼育技術などを審査する『牛の美人コンテスト』。全国ホルスタイン改良協議会が5年に一度開催しているもので、今年度は全国から210頭、神奈川県からは予選会を通過した10頭の乳牛が大会に出場した。

 荒井さんが出場した第11部は、36月以上42月未満の部門。部門3位は県内勢では最上位となり、「順位には満足しています。嬉しかった」と荒井さんは話す。同じ牛で11月10日に行われた関東地区ホルスタイン共進会にも出場したが、審査当日の牛の状態が作れずにダメだったこともあり、今回の嬉しさは格別のようだ。「全国の大会に出場することで酪農家に知り合いも増えて、仕事に対する刺激にもなっています。大会は大人になってもドキドキできる場所。大切なことです」と笑顔で話した。

 荒井さんは市畜産会の酪農部会部会長と、JAいせはら酪農部会委員長も務めている。また、荒井さんは飼料を買う酪農家が多い中、市内に荒廃地を出さないようにと牛の飼料を栽培して、牛を育てる。地域の保育園などが見学に来ることもあり、「酪農の仕事は継続。食物の循環を子どもたちに教えたい」と話す。

 今後の目標は、再来年に開催される全日本ホルスタイン共進会への出場。「出場すること・入賞することは牛を育てている人の夢。まずは春と秋の県の共進会でいろいろな牛と競い合いたい」と話した。
 

伊勢原版のトップニュース最新6

後世に伝えたい

伊勢原女性農業者連絡協議会

後世に伝えたい

「伊勢原の食と行事」発刊

5月3日

市が購入費用を助成

自転車用ヘルメット

市が購入費用を助成

1個につき最大2千円

5月3日

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook