子ども科学館(市内田中/岩田孝館長)では、市内の小中学校が夏休みに入る7月20日(土)からさまざまな催しが予定されている。今夏は、開館25周年を記念した「夏休み恐竜フェア」が目玉。「子どもだけでなく、大人も関心が持てるよう恐竜をテーマにした。節目の夏を盛り上げられれば」と岩田館長。同館では親子連れの来場を促し、入館者の拡大をめざしたい考えだ。
プラネタリウムでは、新番組「ダイナソートラベラーズ」が7月20日から開始。恐竜の進化と絶滅の謎をタイムスリップして探る約45分間の物語。投影時間は午後2時20分から。番組を見た人は恐竜プラモデルが当たる抽選にも参加できる。
恐竜の玩具を作る「わんぱく工作でダイナソー!」は8月末まで連日開催。定期的に玩具の内容も替わるため、何度でも楽しめる。参加無料。色々な恐竜を折る「折り紙でダイナソー!」も不定期で開かれる。
8月21日(水)には、本物の化石発掘に挑戦する「子ども科学館で化石発掘?」を開催。岩石から木の葉や昆虫の化石を探し当て、太古のロマンを体感する。午後12時半から。
科学館に隣接する市立図書館でもジョイントイベントとして、恐竜に関する本の特設コーナーを7月20日から開設。女優の安達祐実主演の映画デビュー作「REX恐竜物語」(1993年)の無料上映会も7月31日(水)に行われる。午後2時から。同館では、複合施設の利を生かしたコラボイベントを今後も企画する方針。
ほかにも
恐竜フェア以外にも、今年は夏の恒例イベントが充実。夏休みの宿題にも役立つと評判の「自由研究相談室へGO!」は、期間を伸ばして行われる。
自由研究相談室は、毎年8月に行われ、昨年は延べ350人が参加した。市内の小中学校の教員や科学館職員が自由研究についての悩みに応えてくれるほか、館内の実験室や実験器具を使うこともできる。今年は、科学館の初代館長で元小学校教諭の牧喬さん(八幡台在住)の協力により、7月20日から開かれる。
「魅力広めたい」
昨年は7・8月の入館者数が延べ1万4981人にのぼった。夏休み期間はまさに”書き入れ時”ということもあり、同館では夏を入館者拡大の好機と捉えている。岩田館長は「昨年以上に多くの方に来ていただいて、科学館や図書館の楽しさや魅力を広めたい」と意気込んでいる。
問い合わせは、子ども科学館/【電話】0463・92・3600
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