神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2013年8月2日 エリアトップへ

選手たちを"狙い撃ち" 推奨みやげで伊勢原PR

社会

公開:2013年8月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
競技の合間に訪れる関係者
競技の合間に訪れる関係者

 今年4月、11年ぶりに再開した神奈川県立伊勢原射撃場(上粕屋2380)で7月24日、国民体育大会関東ブロック大会のクレー射撃競技が行われた。再開後、初の主要大会とあって会場には県内外から100人以上が集まった。この機会に伊勢原をPRしようと、市推奨みやげ会では会場に推奨みやげ品の販売ブースを設置。みやげを買い込む選手も見られるなど盛況だった。

 大会当日、射撃場の周辺には「多摩」「とちぎ」「熊谷」「群馬」など県外ナンバーの長い車列ができた。この大会では、1都7県(神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城・群馬・山梨)の代表選手による団体戦と個人戦がそれぞれ行われた。9月に開催される東京国体の予選会を兼ねていたこともあり、当日は雨天にも関わらず多くの人が集まった。

 市商工観光振興課と市観光協会では、伊勢原を広くアピールしようと、伊勢原市推奨みやげ会に出店を打診した。

発信に手応え

 当日、ブースにはスタッフ2人が立ち、接客。競技の合間に立ち寄った選手・関係者のほとんどが伊勢原市外から来た人ということもあり、みやげ品を選びながら「なぜこまが売っているの」「酪農がさかんな地域だと始めて知った」などと話す人の姿も見られた。

 群馬県から審判として参加した柳澤満さん(79歳)は大山こま最中とおから味噌を購入。「伊勢原をゆっくり観光できるわけではないので、こうしたみやげコーナーはありがたい」と話し、「また来たい。次回はもっと色々なみやげを買いたい」と期待していた。

 接客にあたった観光協会の松藤美鈴さんは「大会の最中だったのであまり大きな声で『いらっしゃいませ』と言えなかったのが残念」とコメント。それでも、「たくさんの方がお越しくださり、伊勢原を市外に発信できた」と手ごたえを感じた。 一方、品ぞろえの少なさを来店者に指摘されたこともあり、「今回の課題を解決してまた出店できれば」と話した。

今後の出店も

 伊勢原射撃場が大山に並んで市外・県外からの来訪者が多いことから、商工観光振興課や観光協会では今後も主要大会のたびにブースを出したい考え。

 射撃場を管理する神奈川県射撃協会の葛谷寛一事務局長も「地域振興の一環として、できる限りのご協力をさせていただきたい」と話している。

 射撃場では、8月24・25日にもライフルの大会が行われる予定。出店は現在、検討中だという。
 

伊勢原版のトップニュース最新6

後世に伝えたい

伊勢原女性農業者連絡協議会

後世に伝えたい

「伊勢原の食と行事」発刊

5月3日

市が購入費用を助成

自転車用ヘルメット

市が購入費用を助成

1個につき最大2千円

5月3日

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook