伊勢原観光道灌まつり 華やかな時代絵巻 10月5・6日 クルリンもお披露目
伊勢原最大の祭典・第46回『伊勢原観光道灌まつり』が明日10月5日(土)・6日(日)の2日間、伊勢原駅周辺を会場に催される。「かながわのまつり50選」に選べばれており、昨年は2日間で延べ29万5千人が会場を訪れた。市公式キャラクター「クルリン」のお披露目をはじめ、太田道灌公鷹狩行列・北条政子日向薬師参詣行列などが行われる。
伊勢原観光道灌まつりは、現在の皇居となっている江戸城を築き、伊勢原にゆかりの深い太田道灌公をしのび、1968年から開催されている市内最大のイベント。毎年、祭りの始まりには道灌公の墓がある大慈寺(下糟屋)と洞昌院(上粕屋)への墓参・墓前祭が行われている。
今年は、1061通の応募から決定したばかりの市公式イメージキャラクター『クルリン』のデビューイベントを5日午後1時からおまつり広場で実施。当日はクルリンの着ぐるみが登場するほか、作者である里見節子さん(66歳)も招かれ、記念品が贈呈される。
祭りのメーンは6日に行われるパレードで、太田道灌公役に柳沢慎吾さん、北条政子役に三浦理恵子さんが登場し、壮大な時代絵巻が楽しめる。
商工まつり
同時開催される商工まつりでは5日、恒例となった第7回『ISEHARAソーレパレード』を開催する。中央通り1000mに5カ所と伊勢原駅北口をステージに市内だけでなく県内外から35チームが集まり、華やかな踊りを見せてくれる。
警備を強化
例年約400の露店が軒を連ねる道灌まつり。その内の約300が飲食関係の露店だという。伊勢原市では、今年8月に起きた京都・福知山市の花火大会での露店事故、9月26日にあった市役所の爆破予告電話を受けて、祭り当日の警備や巡回を強化する。
すでに西湘イベント商業協同組合を通じ、火気や発電機等を使用する場合の消火器設置や、適切な使用法など、安全管理の徹底を呼び掛けている。また当日は警備員を増やし、消防署や消防団による露店の見回りも強化するいう。市では「より安全にお祭りを楽しめるように努力したい」と話す。
祭りに関する問い合わせは伊勢原市役所/【電話】0463・94・4711商工観光振興課まで。
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