今年の7・8月にスペイン・バルセロナで開催された世界水泳選手権に日本代表として出場した、伊勢原市出身の塩浦慎理選手(21歳)が10月3日、伊勢原市役所を訪れた。高山松太郎市長をはじめ100人以上の市民が待ち受けるなか、塩浦選手は400mメドレーリレーで獲得した銅メダルを首にかけて登場。鳴り止まぬ拍手と声援に笑顔で応えた。
大会では、50m・100m自由形で準決勝進出、メドレーリレーではアンカーとしてメダル獲得に貢献した塩浦選手。
ご当地アスリートの活躍に高山市長は「まさに郷土の誇り」と賛辞を贈った。伊勢原を離れ寮生活の長い塩浦選手は「地元の方にこれだけ喜んでもらえてうれしい。頑張ってよかった」と笑顔をみせた。
今後について塩浦選手は「3年後のリオ、7年後の東京五輪でメダルを獲ります」と宣言。市長は「目標が実現したら道灌まつりでオープンカーパレードをしましょう」と約束した。
市役所1階では表敬訪問を終えた塩浦選手を待ち構えるファンの姿も。3歳から水泳を習っているという讃岐徳弘君(成瀬小5年)は「僕のヒーローに会えてうれしかった」とツーショット撮影に興奮気味の様子。「僕もかっこいいスイマーになれるよう頑張ります」と笑顔で話していた。
「自分も小さいころ、プロ選手にあこがれて練習した。少しでも子どもたちの力になれるよう、これからも五輪を目標にしっかりやっていきたい」と塩浦選手。
伊勢原の塩浦から、世界のSHIOURAへ。”郷土の誇り”は輝き続ける。
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|