神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2013年10月18日 エリアトップへ

堂々の主張で関東2位 商工会青年部 稲垣さん健闘

社会

公開:2013年10月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
「悔いはない」と稲垣さん
「悔いはない」と稲垣さん

 関東ブロック商工会青年部連絡協議会などが主催する「主張大会in栃木」が10月8日・9日、宇都宮市で開かれた。関東を中心に11都県の青年部代表12人(栃木は2人)が参加した大会で、伊勢原代表の稲垣完さん(34歳)が優秀賞に選ばれた。

 各都県の代表者が10分間の持ち時間で青年部活動や地域振興、まちづくりについてスピーチし、発表内容や表現力で順位を決めるこの大会。稲垣さんは、7月に行われた県予選で優勝し、伊勢原代表として大舞台に臨んだ。

 稲垣さんが取り上げたテーマは「青年部活動に参加して」。原稿は県予選で使ったものを手直しし、パソコンは使わず手で書いた。「自分の手で書いた文章は覚えも早い」と、大会当日までに3千字にのぼる全文をほぼ暗記。これが功を奏し、本番では常に前を向いて堂々と発表した。声の抑揚や身振り、表情にも気を配ることができた。

 小稲葉の資源回収業「(有)タチオカ商会」に勤める稲垣さんは、スピーチの中で自身の仕事に言及。資源回収業を夢見る子どもがほぼ皆無だということ、「ゴミ屋」「クズ屋」と揶揄された経験などにふれ、「青年部の活動を通じて会社や業種のイメージアップを図りたい」と力を込めた。また、青年部で成長できたことや、苦楽を共にするメンバーへの感謝も述べた。

多くの後輩に

 審査の結果、稲垣さんは2位にあたる優秀賞に選ばれた。「全員の発表を見終わった時、正直勝てると思った」と手ごたえ十分だったが、惜しくも全国大会には一歩届かなかった。「でも、力を100%出し切れたので悔いはありません」と最後は笑顔を見せた。

 最初で最後の主張大会を終えた稲垣さん。「主張大会は素晴らしい大会。この経験を一人でも多くの後輩に味わってほしい。自分の経験や知識を伝えていけたら」。今後は青年部の裏方としても活動していく。
 

手書きの原稿は7枚におよぶ
手書きの原稿は7枚におよぶ

伊勢原版のトップニュース最新6

後世に伝えたい

伊勢原女性農業者連絡協議会

後世に伝えたい

「伊勢原の食と行事」発刊

5月3日

市が購入費用を助成

自転車用ヘルメット

市が購入費用を助成

1個につき最大2千円

5月3日

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook