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伊勢原版 公開:2013年12月6日 エリアトップへ

石田牧場が最優秀賞 畜産環境の県表彰 徹底した清掃を評価

社会

公開:2013年12月6日

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牛舎での作業は毎朝4時半から始まる
牛舎での作業は毎朝4時半から始まる

 畜産農家の環境美化や衛生向上の取り組みを表彰する「神奈川県畜産環境コンクール」の受賞式が11月26日に海老名市内で行われ、石田牧場(上谷)の代表・石田陽一さん(29歳)に最優秀賞が贈られた。

 このコンクールは、県畜産経営環境保全総合対策指導協議会の主催で初めて行われた。今回、乳牛・肉牛・養豚・養鶏の4部門に119の農家、牧場が参加。地域審査を通過した21農場が県の審査会に進んだ。

 審査会では県の畜産課職員や外部審査員などが現地調査を実施。環境美化・衛生対策・資源循環・特色ある取り組みの4点を点数化して順位を決めた。 

 伊勢原から参加した石田牧場は乳牛部門にエントリーし、地域審査を上位で通過。県審査では、牛舎や浄化槽の衛生管理が徹底されている点、定期的に園児や小中学生を招いて行う酪農教育ファームの実施が評価された。

 また、牧場が運営するジェラート店で、地域の若手農家から取り寄せた食材を使用するなど、地元農家と消費者をつなげる取り組みも高く評価された。結果、県審査でも10農場がエントリーした乳牛部門でトップとなり、全21農場のなかでも最高得点を記録した。石田さんは「就農して6年。毎日、牛舎の掃除を頑張ってきました。こうした点が評価されてうれしい。最優秀賞は驚きです」と喜んだ。

 毎朝4時半から清掃を行っている石田さん。「農場の整理・整頓・清掃・清潔には技術や経験は必要ない。だからこそ差がつく所。今後も凡事徹底、誰でもできることを熱心に徹底的にやり続けます」と話した。
 

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