県内の小学生を対象に夢のある絵画を募集する「第20回夢絵コンテスト2016」(主催/NPO法人こどもネットミュージアム)。1月12日にその審査結果が発表され、竹園小学校4年の吉本涼真君(10歳)の作品が神奈川県知事賞に選ばれた。
同コンテストは、「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」をテーマに、県内の小学生から自由な発想で描かれた、オリジナリティあふれる作品を毎年募集しているもの。今年で20回目の開催を迎え、今回は県内の小学校262校から4001点の作品が集まった。
吉本君は、最優秀賞に次ぐ優秀賞のひとつである神奈川県知事賞を受賞。「賞を目指して一生懸命描いたので嬉しい」と受賞の感想を喜びながら話した。
作品は、小学校の夏休みの課題のひとつとして製作した。吉本君は昨年の同コンテストでも入選しており、展覧会に母親と足を運んだ際、他の子の作品を見て刺激を受け、「さらに上の賞を目指したい」と今年も応募を決意した。
「クジラロボット」と名付けられた作品は、クジラの形をしたロボットが口から魚を取り込み、元気になった魚が出ていく様子を想像してカラフルに描かれた。「魚が好きなので、弱った魚を助けたいと思って描きました」と吉本君。工夫点は、一つひとつ丁寧に色塗りをしたところだという。
受賞者の表彰式は3月5日にそごう横浜店で行われる。5日・6日には展覧会も予定。吉本君は「来年もまた入賞できるように絵を描きたいです」と笑顔で話した。
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|