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伊勢原版 公開:2016年6月3日 エリアトップへ

伊勢原断層を記載 地震・風水害マップを改訂

社会

公開:2016年6月3日

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中央の赤い線が伊勢原断層
中央の赤い線が伊勢原断層

 伊勢原市はこのほど、「地震防災マップ」と「風水害ハザードマップ」の改訂版を作成。昨年全世帯に配布されたマップに新たな情報を追記したもので、伊勢原市内を南北に走る活断層「伊勢原断層」も初めて記載された。

 市では昨年5月に地震と風水害に関する「総合防災ガイドブック」を作成し、全世帯に配布。巻末にあるB2判のマップは、片面が地震防災、もう片面が風水害ハザードマップとなっており、地震と風水害時での避難所をはじめ、市内の警戒区域等が記されている。

 改訂版では新たに指定された福祉避難所や、協定を結んだ一時滞在施設などが更新されたほか、雨や地震などにより危険が生じる恐れのある急傾斜地201カ所を「土砂災害警戒区域」として記載している。また、近年の活断層への関心の高まりもあり、市内中心部を南北に走る活断層「伊勢原断層」が初めて記載された。

 市防災課によると、伊勢原断層は1995年に県が「伊勢原断層に関する調査・成果報告書」を作成。今年発表された国の調査書では、伊勢原断層による地震の発生確率は、今後30年で0〜0・003%、50年で0〜0・005%、100年で0〜0・01%と低い。しかし、同程度の確立であった熊本県で大地震が発生したこともあり、「備えが大切」と話す。また、6月5日(日)には、新たに土砂災害警戒区域に指定された成瀬地区を対象に土砂災害対策訓練も実施される。

 マップは6月中に全世帯に配布予定で、準備が出来次第、市ホームページからもダウンロードできる。

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