会派報告 伊勢原市議会「創政会」笑顔あふれる伊勢原のために
市政に係るさまざまな課題の最前線で活動する私たち伊勢原市議会・会派「創政会」は、1期生から4期生までバランスのとれた10名の市議会議員で構成されている会派として議会の大きな役割と責任を担っています。私たちは山積みされた案件を市民に一番近い政治家として現場の声をしっかり聞き、議論し市政に反映することが使命であると考えています。より良い市民生活実現のため、数々の提案を通して子どもからお年寄りまで誰もが暮らしやすい伊勢原に向けて行動していきます。
平成24年度から4回実施「事業仕分け」で大きな成果
伊勢原市は少子高齢化の進展による福祉関係経費の増加、安全安心の確保、公共施設の老朽化への対応など、行政需要の増加が避けられない状況にあります。また、市議会の広報・広聴機能の充実の観点から、議会改革の取り組みも大きな課題となっています。
創政会では、こうした課題へ積極的に対応するため平成24年度に事業仕分けを開始し、4年間で10事業を取り上げました。「事業仕分け」とは、伊勢原市で行っている事業について、伊勢原市職員や有識者と共に、施策そのものの必要性や仕事の進め方を議論し、現状における問題点や今後のあり方を一緒に考えていくものです。議会への市民参加を促すことを目的に、毎回1000人の無作為抽出者の中から希望者が市民判定人として参加、延べ200人の市民の皆様にご協力いただきました。
参加された市民の方からは、「事業の方向性を確かめる良い場である」「市民意識が高まった」「より多くの市民が参加して行政に対して関心を持つ人が増えることが望ましい」との高い評価をいただきました。本会議・一般質問等で行政に対し、仕分けの結果や市民判定人の意見を反映した事業改善の提言を行い、大きな成果をあげることができました。
「住民協議会」開催
創政会では上記の通り過去4年間、会派主催の事業仕分けを実施。2年目からは全国初となる、選挙人名簿を活用した無作為抽出方式の仕分けを行い、全国から注目を集めています。
さらに広範な市民との議論を議会の中で活かしていくべく、今年度は1000人の無作為抽出から参加を希望する市民と会派議員が、特定のテーマについて一緒に議論し、市の課題の解決を目指すとともに、政治や行政に対する市民の「自分事化」を促していくことを目指す『住民協議会』を政策シンクタンク『構想日本』の協力のもと、開催することとなりました。
決められたテーマについて伊勢原市の現状を把握し、普段の生活から感じることなどをもとに市民間で議論していただきます。
テーマは「これからの公共施設(コミュニティ施設)のあり方」
私たちは指摘された内容や結果を活用し、政策形成や議会活動を通してよりよい事業へと導いていくとともに、広く市民の皆さんに市政の取り組みを理解していただきたいと考えています。全国でも類を見ない「先進的」「画期的」な取り組みです。
平成29年2月5日(日)、4月9日(日)、両日とも午後1時よりいせはらシティプラザ1Fふれあいホールにて開催。当日はどなたでも傍聴できます。お気軽にお越しください。
小児医療費助成・防犯灯LED化・観光施策等 創政会要望が市施策に反映
創政会では、昨年市民の皆様から頂戴した貴重なご意見をもとに「市政」及び「平成28年度予算編成」に対して要望書を作成し、高山市長に提出。早くも市施策に反映されました。
近隣他市に比べ若干遅れていた「小児医療費助成」は今年10月から小学校6年生まで拡充されました。
防犯灯LED化もESCO事業を活用して今年度中に市内の全防犯灯がLED化されます。
また私たちは、以前から国際観光都市実現に向けて数々の提案を行っていましたが、今年4月には「日本遺産」の認定を受けることができました。
創政会では日本遺産認定を受け、昨年度認定を受けた岐阜市へ視察を実施、事業の進め方・予算の使い方等について調査研究してまいりました。今後もさまざまな課題に対し積極的かつスピード感をもって取り組むことが、我々議員の使命と考え、会派・創政会として取り組んで参ります。「市民生活・福祉の向上」のため創政会は更に進化し続けます。ご期待ください。
創政会
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