伊勢原市は7月7日、西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県総社市に向けて先遣隊を派遣。毛布などの緊急支援物資を送った。総社市とは昨年6月大規模災害に備えた相互応援協定を締結している。
今回の西日本豪雨で総社市ではアルミニウム工場で爆発があったほか、市内各所で土砂崩れ、浸水・道路冠水が発生。避難者数も3000人以上に上った。
伊勢原市は7日朝、相互応援協定の要請を前に総社市に打診。総社市から必要物資を確認し、緊急支援の準備を進めた。市の防災備蓄品から毛布500枚・レスキューシート150枚・非常食600食・感染防止着100セット・軍手370組を消防用トラックに積み込み、市職員8人が午後5時前に伊勢原市役所を出発した。
先遣隊は17時間かけ現地へ到着。災害対策本部や避難所などで実際に不足している物資などを確認し、現地ボランティアと一緒に民家のガレキ撤去などを行った。現地から戻った市介護高齢課の志村政昭さんは「天井近くまで水の跡がありました。作業を行う人が不足している状況」と話す。
市では第2陣として10日に市職員5人を派遣。16日まで現地で要請の多い罹災証明事務を行うという。また避難所で使用する緊急畳100本(幅90cm×長さ10m)を現地に向けて送った。
市では現地での要望を聞きつつ、引き続き第3陣を派遣する予定。
7月11日起稿
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