神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2018年7月27日 エリアトップへ

伊勢原警察署 爆発物テロからバス守れ 6団体で合同対策訓練

社会

公開:2018年7月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
本番さながらの緊迫した訓練が行われた
本番さながらの緊迫した訓練が行われた

 伊勢原警察署(岩田雅明署長)は7月20日、市内鈴川の神奈川中央交通(株)伊勢原営業所で消防や関係機関と合同テロ対策訓練を実施。当日は約80人が参加し犯人確保から爆発物処理までの手順を学んだ。

 神奈川県は2020年の東京オリンピック・パラリンピックで一部競技の会場となるほか、2019年には横浜国際総合競技場でラグビーW杯が開催されるなど、大規模なスポーツイベントが予定され、テロ事件の発生も懸念されている。

 大山という観光地を抱える伊勢原市にもイベントに合わせて多くの外国人観光客が訪れることが予想される。バスなどの公共交通機関はテロ等の標的にされやすいとされており、初動措置と関係機関との連携強化が急務となっている。

 訓練は神奈川中央交通バス車内で爆発物テロが発生したと想定して実施された。伊勢原警察署をはじめ、神奈川県警第二機動隊や伊勢原市消防本部、神奈川中央交通(株)伊勢原営業所、警親会伊勢原支部、伊勢原安全運転管理者会の6団体から約80人が訓練に参加した。

 オリンピックを想定して猛暑の中で行われた訓練。多くの関係者が見守るなか、警察による事案認知から犯人の制圧に始まり、伊勢原署や市消防らと協力した第二交通機動隊爆発物処理隊が、バス内に残された爆発物を爆発物処理車や耐爆スーツを使用して処理した。

 訓練を終え岩田署長は「世界各国でテロの被害が起きている。テロ対策は未然防止がベストだが、警察だけではできない。地域の安全と安心を守るために関係機関との連携が必要不可欠となります。組織の総力をあげて訓練を重ね、テロ等の未然防止に万全を期していきたい」と話した。

伊勢原版のトップニュース最新6

後世に伝えたい

伊勢原女性農業者連絡協議会

後世に伝えたい

「伊勢原の食と行事」発刊

5月3日

市が購入費用を助成

自転車用ヘルメット

市が購入費用を助成

1個につき最大2千円

5月3日

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook