「伊勢原うまいものお披露目会」が3月23日(土) ・24日(日) に柏木牧場(小稲葉7)で開催される。主催は市内事業者などで組織される伊勢原うまいもの遺産創造委員会(柏木貞俊会長)。両日は伊勢原産の素材を生かして開発した試作品の試食・販売などが行われる。両日とも午前9時半から午後3時半まで。入場無料。
日本遺産のまちのブランドを生かし、伊勢原の新たな名物による地域活性化を目的に、市内事業者有志が立ち上げた同委員会。昨年7月末に初会合を行い、商品開発や試食を重ね、新たな特産品の開発に取り組んできた。また新商品を発表する今回のお披露目会の開催を昨年秋から計画し、準備を進めてきた。
期間中会場には、きゃらぶき入りのパンや大山のとうふを練りこんだドーナッツなど、同委員会と市内店舗が協力して開発した試作品7点が並ぶ。試食のほか販売も行われ、寄せられた意見を今後の開発に生かし、来年度の商品化を目指すとともに、特産品やみやげ品などをPRする市のブランド制度「日本遺産のまち伊勢原うまいものセレクト」への選定を目指す。
23日には「茶加藤」と「柏木牧場」、横濱ハーバーで知られる「ありあけ」の3社で開発した生乳茶まんじゅう「大山阿夫利246(仮称)」の先行試作品販売が行われる。
餡に茶加藤のお茶と柏木牧場の牛乳が使われた菓子で、断面が大山の形をした商品になっている。また同商品の売り上げの1%が市に寄付され、日本遺産など市の文化財の保護や周知に使われるという。さらに23日には、大山の喫茶「山ゆり」のおしるこが無料で振舞われる(限定100食・正午から)。
柏木会長は「伊勢原の豊かな観光資源である自然に恵まれた地産品や、市の文化財・文化遺産を継承・保全しながら、市民の皆さまとともに伊勢原を盛り上げていければ」と話す。
「うまいもの」を常設
柏木牧場では、23日から「日本遺産のまち伊勢原うまいものセレクト」の常設販売ブースをオープンする。それに合わせイベント期間中、セレクト選定品の試食・販売などが行われる(売り切れ次第終了)。
イベントの問合せは市商工観光課【電話】0463・94・4711へ。
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