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伊勢原版 公開:2019年4月19日 エリアトップへ

地域づくり協議会 比々多に案内板設置 文化財で市を活性化

文化

公開:2019年4月19日

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比々多神社駐車場の案内板(写真上)と心敬塚の解説看板(右下)、方向案内板
比々多神社駐車場の案内板(写真上)と心敬塚の解説看板(右下)、方向案内板

 比々多地区の文化財散策ルートを示すガイドマップや解説看板が、このほど比々多神社など比々多地区の17カ所に設置された。国の補助金を活用した事業で、今後マップのQRコードを読み取ると文化財の詳細な解説が見られるようになる。

 国の「歴史文化基本構想を活用した観光拠点づくり事業」による補助金を活用して設置された比々多地区のガイドマップ。比々多神社駐車場に広域の案内板が設置されたほか、能満寺と心敬塚に解説案内板、その他14カ所に文化財の方向を示す案内板が設置された。

 同事業は地域経済の活性化や文化財の価値を国内外に発信していくことなどを目的にしたもの。伊勢原市と比々多神社、大山阿夫利神社、比々多観光振興会など市や寺社のほか民間団体など10団体で構成された「伊勢原市歴史文化を活かした地域づくり協議会」が中心となって事業を行っている。2017年度から3年間の事業計画を策定。17年度は日向地区の文化財散策ルートのPRを目的にした事業が初めて採択され、日陰道を中心に18カ所に案内板などを設置し補助金が活用された。今回の比々多地区への案内板設置は、日向地区に続くもので2例目。

動画も制作

 市教育委員会によると、比々多神社駐車場横に設置されているガイドマップのQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、比々多地区6カ所の文化財の詳細な解説を見ることができるという(現在準備中)。また今回同地区の文化財や商店などを紹介するPR動画も制作され、こちらは市HPの「いせはら文化財サイト」で公開されている。

 比々多観光振興会の永井治子会長は「新東名の開通など交通網が整備されて、観光客が伊勢原に来やすくなる。案内板を活用して比々多の歴史と文化を堪能してもらいたい。比々多地区はもちろん、市全体の活性化に繋がれば」と期待を寄せている。
 

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