2020年東京オリンピック聖火リレーのルートが、6月1日に大会組織委員会から発表され、伊勢原市の大山が選ばれたことが分かった。今後、公募される聖火ランナーが、来年6月29日に市内を駆ける。
聖火は、来年3月26日に福島県を出発し、全国を回る。神奈川県内は6月29日から7月1日までの3日間。セーリング競技の会場となる江の島(藤沢市)や、サッカー・野球・ソフトボールの競技会場となる横浜市など15市町を駆け抜ける。
聖火が伊勢原市にも訪れる初日は、箱根駅伝の往路ゴール地点(箱根町)を出発し、伊勢原市の大山に入る。大山は地域の歴史的・文化的な魅力を発信できる場所として、組織委員会から「特殊区間」に指定され、通常の隊列を伴わず聖火リレーを実施することができるという。ルートの詳細は年末に組織委員会から公表される予定。
今回のルート選定を受けて、高山松太郎市長は「大変名誉なことであり、うれしい限り。この機会を逃すことなく市政の発展につなげていきたい」とコメント。また、大山観光振興会会長で、伊勢原市観光協会会長の目黒仁さん(大山阿夫利神社宮司)は「大山の魅力を世界に発信する良い機会。大山の自然環境を守っていけるように保全活動にも積極的に取り組んでいきたい」と話した。
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|