正田醤油スタジアム群馬でこのほど行われた「第40回記念国際・全日本マスターズ陸上競技選手権大会」。同大会の走幅跳男子M65クラス(65歳〜69歳)に出場した、市内高森在住の三浦尚文さん(67)が初優勝を果たした。
満18歳以上であれば競技成績に関係なく参加できるマスターズ陸上。競技クラスは5歳刻みのため、同年代の人々と競技ができ、記録目標や健康管理などさまざまな目的で競技が楽しめる。
三浦さんは7月に神奈川マスターズ陸上競技選手権の走幅跳男子M65で優勝。その勢いのまま全日本大会にエントリーした。当日、同クラスには全国から13人が出場。3回の試技の結果、8人が決勝へ進み、4m73cmを記録した三浦さんが見事優勝した。「優勝できてうれしい。ただ5mを跳ぶつもりだったので悔しい。来年も参加したい」と話した。
インターハイ出場も
子どもの頃から足が速く、中学・高校・大学と陸上部へ。高校では走幅跳でインターハイにも出場している。大学卒業後、電機メーカーに就職してからは、体力維持のためトレーニングは欠かさなかったという。
定年後本格的に走幅跳を再開。練習に熱が入りすぎて椎間板ヘルニアになったが、5年程のブランクを経て一昨年から少しずつ練習を再開した。「1日休むと体力が落ちる」と、毎日近くの公園でダッシュやウエイトトレーニングなどを行っている。「子どもの頃、誰よりも遠くに跳べたことが嬉しくて、今も続けている。健康維持にもなり一石二鳥」。今は右足の肉離れで休養中だが、すでに来年の大会に向けて気合十分だ。
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