伊勢原市商工会(高橋宏昌会長)が主催する、「いせはらまちづくり経済サミット」が11月5日、伊勢原シティプラザで開かれた。この日は「身近な大企業」、日産自動車株式会社の社員による講演会が行われ、参加者は同社の自動運転へ向けての取り組みや、環境配慮に関わる最先端の技術などを学んだ。
同サミットは、商工業振興や地域づくりに生かすことを目的に、2013年にスタートし、今年で7回目。これまでに黒岩祐治県知事や伊勢原市の商工業に関係する経営者などが登壇し、講演会やパネルディスカッションなどが行われてきた。
今年の講師は、日産自動車株式会社企画・先行技術開発本部の技術企画部主管の渡辺純さん(54)。「未来の自動車を取り巻く最先端テクノロジー〜自動車における電動化・知能化」をテーマに講演し、同商工会の会員ら63人が聴講した。
渡辺さんは、二酸化炭素を削減するための電動化戦略や、自動運転車による運転支援技術の進化などについて説明。また、同社が地域・社会貢献活動として取り組む、道灌まつりや商工まつりでのボランティア活動などの様子も紹介した。
渡辺さんは「電動化・知能化に注力し、実を結んできていること、最先端の技術を知って頂く良い機会になった」と話していた。
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