全国大会出場を決めた選手ら（同チーム提供写真）
高松宮賜杯第65回全日本軟式野球大会（２部）の関東予選会が６月26日、千葉県浦安市で行われ、神奈川県代表として出場した伊勢原の「Ｎｉｎｅｔｙｎｉｎｅ`ｓ」が茨城県代表を下し、全国大会の切符を手にした。
同チームは、伊勢原市出身の１９９９年度生まれの選手らで、２０１８年に結成。少年野球時代にライバルチームに所属していた選手らが、高校を卒業後に集まった。選手19人、マネージャー４人で、現在は伊勢原市野球協会のＢクラスに所属している。
３月の県北ブロック予選、５月の県予選でそれぞれ優勝し、関東予選会に出場した同チーム。関東予選会には各県代表の６チームが出場し、それぞれ１試合のみ実施。勝ち上がった３チームが全国大会へ出場を決めた。
茨城県代表の吉田商店と対戦した同チームは、主力メンバーを揃えて試合に挑んだ。しかし、緊張から序盤は硬くなり、３回表に１失点を許す展開に。円陣を組んで臨んだ５回裏、ノーアウト１・２塁でバスターを決めて、ランナー２人が帰り逆転に成功し流れを引き寄せた。その後、６回、７回にも得点を加えて、９対２でコールド勝ちを飾った。
目標は日本一
監督兼チーム代表の今野優一さん（22・白根）は、「足を使って相手にとってやりにくい攻撃をする、自分たちの野球ができた」と振り返り、「県代表としてプレッシャーはあったが、しっかり勝ててうれしかった。達成感があります」と話した。また、「今大会まで裏方として準備をしてくれた選手らが当日活躍してくれてうれしかった」と加えた。
全国大会は10月22日（金）から25日（日）まで、熊本県で開催される予定。32チームが参加する。今野さんは「できること、戦術を増やして全国に臨みたい。ここまで来たので、日本一をめざしてがんばります」と意気込みを話した。
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