４年半ぶりにＫ-１のリングに立つ谷山選手
市内下糟屋の谷山ジム（谷山歳於会長）に所属する谷山俊樹選手が、９月20日（月・祝）に横浜アリーナで開催される「Ｋ─１」の舞台に立つ。谷山選手は、４年半ぶりのＫ─１出場に「今が一番強い。絶対に勝つ」と意気込みを話す。
Ｋ─１は、知名度が高い世界最高峰の格闘技イベント。谷山選手が出場するのは、「Ｋ─１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ ２０２１ ＪＡＰＡＮ〜よこはまつり〜」で、谷山選手自身は「今年最大級の立ち技競技」と位置付けている。
谷山選手はスーパーファイトのＫ─１ライト級３分３Ｒ延長１Ｒで、篠原悠人選手（ＤＵＲＧＡ）と対戦が予定されている。「とても強い選手と戦うのは本望。選ばれた人しか立てない舞台なので、命をかけて戦って試合結果で支えてくれる人たちに恩返しがしたい」と話す。
パンチ力強化仕上がり順調
谷山選手は、伊勢原市生まれの32歳。東海大学付属本田記念幼稚園、成瀬小、中沢中、伊志田高校を経て、国士舘大学に進学。大学１年生のときに、全日本学生キックボクシングチャンピオンに輝き、プロに転向。これまでの戦績は45戦33勝10敗２分けで、このうちＫ─１では７戦３勝２敗１分け。
現在は、およそ13kgの減量中で、スタミナをつけるために総合運動公園周辺でランニングをして追い込みをしている。谷山選手は「順調に仕上がっているので、ケガ無く、コロナに気を付けながら試合当日を迎えたい」とリラックスした表情で話す。
谷山会長は「ボクシングのトレーナーを付けたので、パンチ力が上がってかなり強くなっている。ギリギリの戦いになると思うが、しっかり結果を残してほしい」とエールを送る。
当日は、谷山ジムに所属する城戸康裕選手も対戦カードが組まれている。谷山選手は「今年のビッグイベントなので、一緒に勝ちたい」と力を込めた。
チケットの問合せは、谷山ジム【電話】０４６３・９３・９６６４へ。
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