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伊勢原版 公開:2021年9月24日 エリアトップへ

岡崎在住打田すみさん 「地域で話題の高齢者」に 厚労省のHPで紹介

社会

公開:2021年9月24日

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花の手入れをする打田さん
花の手入れをする打田さん

 市内岡崎在住の打田(うつだ)すみさん(101)が、9月14日に厚生労働省が百歳高齢者表彰に合わせて発表している「地域で話題の高齢者」として紹介された。市内から紹介されるのは打田さんが2人目。

 百歳高齢者表彰は、厚労省が9月15日の老人の日の記念事業として、今年度100歳を迎える人や見込み人の長寿を祝うもの。「地域で話題の高齢者」は同表彰の一環で、毎年地域で活躍する100歳以上の高齢者を紹介し、厚労省のホームページで紹介している。

 今回選ばれたことに関し打田さんは「大変光栄なことで嬉しい。以前は年齢を言うのが恥ずかしかったけれど、今は堂々と言える」と笑顔で喜びを話す。

 第一次世界大戦が終結した翌年の1919(大正8)年に、比々多で生まれた打田さん。26歳の時に嫁ぎ、5人の子どもに恵まれた。現在は息子夫婦と2人の孫と暮らし、孫が10人、ひ孫は年内に12人になる予定だ。

今も一人で買い物へ

 毎日自宅裏の畑で野菜を収穫したり、草花への水やりなどが日課で、収穫した野菜を自ら天ぷらに調理して食べるのが好き。バスやタクシーを利用して単身買い物に出かけ、孫やひ孫のためにお菓子などを買うのも楽しみで、地域の高齢者の集いの場では、得意の詩吟を披露する。

 テレビを見たり、新聞や雑誌を読むことも好きで、歌や料理、ニュース番組など、自ら番組表で確認して楽しんでいるという。「歳を取るとできなくなることが多くなるが、できるだけ自分でやることが大事。無理なく体を動かし、何でも良く食べる。いろいろな知識を頭に入れるのが元気の秘訣」と話す。

 10月26日には誕生日を迎え、102歳になる打田さん。「家族皆が元気で健康でいられることが願い。それが幸せ」とほほ笑んだ。

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