(社)藤沢市観光協会(二見幸雄会長)が、市内の印刷会社(株)さんこうどう(藤沢市本町・川上彰久代表取締役)にデザインなどを依頼したぬり絵がこのほど完成し、仙台へ寄贈された。
同協会の観光PRキャンペーンが震災の影響で中止となり、「何かできることはないか」と企画、同社と(株)ジェイコム湘南が共同出資した。観光センター案内所で13日、(株)さんこうどうの佐々木沙恵部長が、同協会の山口泰生事務局長へ本品を手渡した。
可愛らしい動植物や虹、江の島などが描かれたぬり絵を制作、クレヨンと2000セットにした。表紙には「がんばろう、みんなともだち、たくさんのおともだちが、おうえんしてるよ」と書かれている。
「避難所に住んでいる未就学児に、空いている時間に楽しんでもらえたら」と担当者の佐々木部長。山口事務局長は「明るい絵になって、子どもたちは喜んでくれると思う。心のケアになれば」と話した。
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