大相撲藤沢場所を前にモンゴル出身力士一行が4月3日、片瀬の常立寺を訪れ、境内にある「元使五人塚」を7年ぶりに参拝した。
常立寺には、1275年鎌倉時代の蒙古襲来のときに処刑された、蒙古(現モンゴル)の国使5人が埋葬されているといわれ、境内には「元使五人塚」と呼ばれる5基の五輪塔が建てられている。
この日は、横綱・白鵬と日馬富士をはじめ、人気若手力士の関脇・照ノ富士や逸ノ城ら13人が出席。力士らは、一人ひとり石碑に向かい手を合わせ、故人を弔った。
その後、一行は本堂で住職らによる読経に耳を傾けた。あいさつに立ったモンゴル大使館一等書記官のスフバータル・ボロルチメグ氏は「過去に悲しい歴史はあったが、日本とモンゴルは、お互いを尊敬し助け合う真の友好関係を築いている。この関係を世界平和にもつなげる努力をしたい」と話した。
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