湘南T―SITEの1号館湘南ラウンジで5月13日、化学肥料や農薬を一切使わない生産者による「湘南メルカート ファーマーズ・トーク&直売会」が開催され、約30人が集まった。
同所では、「スローフード」をコンセプトに掲げ、化学肥料や農薬を可能な限り使用しない生産者を中心とした市場「湘南メルカート」を毎週土曜日朝10時から15時まで実施している。こだわりの農法や肥料、種などについてもっと消費者に知ってもらおうと、同市場に出店しているグループ「ふじさわやさいを作る仲間たち」代表の相原成行さん、平塚の夕陽ヶ丘ファーマーズの横田敬一さん、小田原の「自然養鶏場 春夏秋冬」の檀上貴史さんが登壇した。「作る人と1から学ぶ有機栽培・無農薬栽培ってなに?」をテーマに、写真を交えて生産方法や目指す農業について語り合った。
「農業は毎年1年生。その年の気候や畑のクセ、作物を分かるようになるまで経験を積むしかない」「土づくりや農法を突き詰めると、微生物とどう付き合うか。作物の状態を見て肥料が必要か見極めるべき」「旬の植物はストレスがかからず、自然の理にかなっているから美味しい」など、活発な意見が飛び交ったほか、参加者からも多くの質問が寄せられた。3人が手掛けた卵かけごはんや野菜、ばらジャムも提供され、参加者は舌鼓を打っていた。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>