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店自慢の味、総菜パンに 飲食店主らが独自策

経済

掲載号:2020年4月17日号

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店頭に並ぶ多彩な「創作コッペパン」(=12日、味の古久家藤沢店)
店頭に並ぶ多彩な「創作コッペパン」(=12日、味の古久家藤沢店)

 飲食店主らがアイデアメニューで独自策――。

 パスタや焼き鳥、果ては餃子など一風変わった具材を挟んだ「創作コッペパン」が話題を呼んでいる。新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減した飲食業界を盛り上げようと、「味の古久家藤沢店」代表の小林剛輔さん(48)が企画した。テイクアウトメニューの充実にも一役買っており、来店者の支持を得ているようだ。

 12日、ダイヤモンドビル地下1階にある同店。午後3時になると「創作コッペパンチャレンジ」の参加店から届いた総菜パンが続々と店頭に並んだ。夫婦で訪れていた本鵠沼在住の30代女性は「どれも独創的で面白い。いい取り組みだと思う」と話す。

高倉の製造工場支援きっかけに

 使っているのは、学校給食用のパンを製造する「ロワール光月堂」(高倉)が一般向けに販売するコッペパン。小中学校が休校になり、事業者が困っているのを知った小林さんが店頭販売を提案したのがきっかけだ。

 一方、外出自粛で飲食業界も苦境が続く。「パンの販売に加え、店の商品を挟んで販売すれば同業の助けになるのでは」と企画を発案。SNSで参加店を募ったところ、次々と手が上がった。

 先月24日にスタートし、現在11店舗が参加。販売は混雑を避けるため食事のピーク時をはずしているが、毎日店頭に並ぶ約100個が夕方にはほぼ完売するという。

 「優しい味のパンだから色々な食材と馴染みがいい。餃子とも意外と好相性」と小林さん。先行きが見えない状況が続くが、「こんな時だからこそ楽しむ気持ちを持ち続けたい。飲食業界から元気を発信していけたら」と話した。

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