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認知症の理解深まれ 「かながわオレンジ大使」に就任

社会

掲載号:2021年5月21日号

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認知症の人が思いを伝え、その人らしい活動を発信する「かながわオレンジ大使」にこのほど、市内から2人が選ばれた。それぞれに大使として表現、活動したいことを聞いた。

人生楽しまないと望月省吾さん(77)

 「認知症なんて関係ない、とにかく前向きに生きていくことを伝えたい」。その思いは市内外へと広がり、かながわオレンジ大使に選ばれた。

 「もっちー」の愛称で親しまれる望月さんの特技は大学生の頃から約60年に渡り続けているマンドリン演奏。鵠沼海岸の福祉施設「亀吉」で週に1回ボランティアとして演奏を披露している。

 曲は童謡や名曲など誰もが親しみ深いものが中心。望月さんが曲を弾き始めると、同施設の利用者やスタッフが次々に口ずさみ始める。途中で演奏につまいづいても「ご愛嬌」と笑い演奏を続け、施設全体に安らぎの時間をもたらしている。

 望月さんは62歳の頃、記憶障害などを伴うアルツハイマー型認知症と診断された。それでも演奏のほかにもソムリエ資格を生かしたワイン講座など積極的に活動を続ける。「人生楽しまないと。100歳までやるよ」と意気込んだ。

とにかく前向きに村野美津子さん(77)

 同じく「亀吉」でヨガ講師のボランティアを務める村野さん。年齢を思わせない伸びた背筋と姿勢の良さが印象的だ。自身を「私なんて」と謙遜するが、講座が始まると10〜15人の参加者へ向け堂々とヨガを伝授する。「参加する子どもたちが可愛くてね」と話す村野さんの表情は明るい。

 3年ほど前に言葉の意味が分からなくなる意味性認知症と診断され、初めて亀吉に訪れた頃は「絶望的な表情をしていた」という。しかし40年以上続けたヨガ講師の経験を生かし同所でボランティアを始め、周囲と交流の機会が増えると、次第に生き生きとした表情を取り戻した。その後は市の認知症啓発セミナーなどで登壇する機会にも恵まれた。

 そんな村野さんの姿に元気をもらう人は多く、週1回のヨガ講座は毎回多くの人が参加する人気ぶり。村野さんは「とにかく前向きにやるしかないね」と笑った。

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