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藤沢版 公開:2023年3月10日 エリアトップへ

アサガオの種 パリ五輪へ レガシー後世へ有志活動

社会

公開:2023年3月10日

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活動をPRする「あさがおプロジェクト」のメンバーら
活動をPRする「あさがおプロジェクト」のメンバーら

 2021年東京五輪セーリング競技会場となった江の島で、会場を彩ったアサガオの花の種を24年パリ五輪に届けるプロジェクトが進んでいる。大会に携わったボランティアの有志が東京五輪のレガシー(遺産)を未来につなげたいと企画。花を育てるサポーターも募集しており、関係者は「活動を通じて一緒に藤沢を盛り上げたい」と話している。

 活動は、元「シティキャストフジサワ」の齋藤泰子さん(55)=人物風土記で紹介=が発案。元都市ボランティアらが登録する市の「チームFUJISAWA2020」に参加する実行委員12人と「あさがおプロジェクト」と銘打ち取り組んでいる。

 アサガオは県内の小学校やろう学校、養護学校13校の児童生徒が育てたもの。元々は手荷物検査で列を仕切るためのものだったが、新型コロナウイルスの感染拡大で無観客となったため、代わりに江の島弁天橋に520鉢を設置し、選手や大会関係者への「おもてなし」を演出した。

 本来観客の案内にあたる予定だった齋藤さんら。活動の場を失い、大会期間中、自主活動として県の了承を得た上でアサガオの世話に当たることに。大会後は、レガシーを継承しようとプロジェクトに参加した神田小学校(平塚市)など3校から種を譲り受けた。

 昨年、実行委とサポーターで花を育てたところ、約800gを採取。今回、チームFUJISAWA2020の参加者の協力を得て2kgの採取を目指すという。

 育てた種や押し花は、市の取り次ぎで日本セーリング連盟に引き受けてもらえることも決まった。齋藤さんは「海を渡った国で花が咲く様子を子どもたちに見せたい。『夢が叶ったよ』と伝えられたら」と期待を膨らませた。

 サポーターになるためにはチームFUJISAWA2020に会員登録し、説明会に参加する。詳細は同ホームページ(https://team-fujisawa2020.jp/)へ。

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