神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2023年7月28日 エリアトップへ

中学1年生に防災冊子 官民連携し若年層の啓発へ

教育

公開:2023年7月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
作成する冊子のイメージ(市提供)
作成する冊子のイメージ(市提供)

 藤沢市はこのほど、若年層の防災に対する意識向上などを目的に民間企業と共同で「ふじさわ防災ナビ ジュニア プロジェクト」を立ち上げた。今後、企業や団体からの協賛金を集め、市独自の防災冊子を作成。来春市内の中学校に入学する1年生などを対象に約4千部の配布を見込む。関東大震災から100年の節目に官民連携で防災意識を高めたい考え。

 プロジェクトに先立ち、市は14日、不動産管理業の(株)櫻井興業(辻堂元町)と防災関連業の(株)ペガサス(横浜市港北区)と協定を締結した。横浜市で冊子作製の実績があるペガサスのノウハウをもとに市が内容を監修し、櫻井興業が企業や団体から協賛金を募る。

 市によると、冊子は50頁程度のものを想定。国内で発生した大規模な地震や津波、風水害や土砂災害の被害や事前の備えについて紹介するほか、各地域の避難施設なども掲載する。市が全戸配布する「ふじさわ防災ナビ」の若年層版をイメージしているといい、市担当者は「コラムなどを取り入れながら中学生にも分かりやすい内容にしたい」と話す。

 市ハザードマップでは最大クラスの相模トラフ地震が発生した場合、沿岸の最大4・7平方キロメートルが浸水すると想定。鈴木恒夫市長はこの日の記者会見で「藤沢は海に面しており、日頃からの備えが欠かせない。防災意識を高めるためには若年層の啓発が重要だと捉えている」とプロジェクトに期待感を示した。

 冊子を作成する協賛金は最低800万円を目標に設定。今後年内をめどにサンプルを作成し、来春の配布を予定しているという。

 会見でペガサスの吉川元宏社長は「小さい頃学んだことは大人になっても生かせる。日本全体の防災を底上げしたい」、櫻井興業の櫻井貴裕社長は「家族で防災について話し合うきっかけにもなれば」と話した。

協定を交わす(右から)櫻井氏、鈴木市長、吉川氏
協定を交わす(右から)櫻井氏、鈴木市長、吉川氏

ふじさわ湘南ロータリークラブ

藤沢の子どもたちの成長を応援します

https://fujisawa-shonan-rotary.org/

タカギフーズ

子供たちの未来に笑顔と安心を

https://takagi-foods.com/

NPO法人紙芝居Project

日本の伝統文化紙芝居の発展へオリジナル紙芝居制作、紙芝居支援を

https://www.kamipro.info/

(公財)藤沢市みらい創造財団

笑顔あふれるみらいを応援します

https://f-mirai.jp/

<PR>

藤沢版のトップニュース最新6

水と緑の学び場へ

少年の森

水と緑の学び場へ

再整備基本方針を策定

5月3日

トンボロ歩いて「記念証」

藤沢探検隊

トンボロ歩いて「記念証」

児童発案、デジタルで限定発行

5月3日

初公開の立体・版画も

市アートスペース

初公開の立体・版画も

彫刻家夫妻の人生たどる

4月26日

築いた功績、次代へ

新江ノ島水族館

築いた功績、次代へ

堀由紀子名誉館長しのぶ

4月26日

「魔の7歳」どう防ぐ

小学生の交通事故

「魔の7歳」どう防ぐ

警察署「危険箇所共有を」

4月19日

湘南を遊び尽くせ

Locomo代表、栗原さん開発

湘南を遊び尽くせ

アプリで地域情報発信

4月19日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook