講師の話を真剣に聞く生徒ら
中学生に仕事の楽しさや意義を知ってもらおうと六会中学校で２日、２年生対象の体験型職業講話が行われ、生徒が地元企業の話に耳を傾け体験プログラムを行った。
従来は生徒が企業に出向いて職場体験を行っていたが、コロナ禍を経て現在は中高生のキャリア教育を行うＮＰＯ法人アスリードの協力を得て校内に企業を招く形で実施している。
当日は、建設や医療福祉、製造、飲食など幅広い職種の11社が参加。車いすの乗車や操作、キムチの漬け込み、漆喰塗りなど「体験」をメインに授業が行われた。（株）バイオクロマトの授業では、植物から香りを抽出する実験を行い、生徒から好評だった。参加した生徒からは「楽しかった」「将来の職業選択の参考になった」などの声があがった。同校では「キャリア教育の一環として、直に仕事に触れる良いきっかけになったと思う」と話す。
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