海上の事件や事故を通報する緊急ダイヤル「118番」を周知啓発しようと、藤沢市の観光PRを務める「湘南江の島海の女王」の小河阿弥さん(20)が18日、1日湘南海上保安署長を務めた。藤沢駅北口広場で保宮英幸署長らと啓発物を配布し、通行人に海難事故の防止を呼び掛けた。
同署は鎌倉市〜湯河原町の相模湾沿岸を管轄。新型コロナウイルスが5類移行した昨夏以降、海水浴客の増加に伴って海難事故が増加傾向にあるといい、2023年は人身海難が65件、船舶海難が23件あった。人身ではスタンドアップパドルボード(SUP)による帰還不能や遊泳者の漂流、船舶では水上オートバイによる運航不能などが多かったという。
小河さんは「藤沢市は江の島を中心とした観光都市。海に行くときは118番を覚えてほしい」、保宮署長は「救命胴衣の着用、118番、携帯電話の携行の『3つの自己救命策』を心掛けて」と呼び掛けた。
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