「暑さを吹き飛ばして」 芭蕉苑で納涼祭
あいさつする捧施設長
介護老人福祉施設・芭蕉苑（藤沢市遠藤）で４日、毎年恒例の「芭蕉苑納涼祭」が開かれた。入居者をはじめ、利用者や家族、近隣住民など約５００人が集う賑やかな祭りとなった。
会場には、施設スタッフらが焼きそばやたこ焼きなどの模擬店を出店。また、ステージでは、北原太鼓保存会のまつり囃子演奏をはじめ、富田房枝さん、武井房安寿さんによる民謡、扇舟会による盆踊りが、祭りを盛り上げた。
まつり囃子演奏では、保存会最高齢で１０２歳の重田直吉さんが太鼓を叩き、見事なバチさばきに大きな拍手がわき起こった。
捧恵一施設長は「毎年、入居者だけでなく地域の方々に参加して頂き、スタッフの励みになっている」。また、創設者の飛鳥田多賀子さんは「暑さを吹き飛ばす楽しいイベントで、元気に夏をのり越えよう」と呼びかけた。
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