音楽と踊りで「江の島詣」 約500人で総踊りも
葛原ささら踊りのステージ
神奈川県にゆかりのある文化遺産を新しい発想で活用し、伝統文化の魅力を発信するイベント「カナガワ リ・古典プロジェクト２０１４」が10月４日、江の島島内で行われた。
２回目となる今年は「江の島まうで舞をどり」と題され、各地の民俗芸能や能、音楽、ダンスなどが江の島に集結。振付家の白神ももこさんがそれらを一巻の絵巻のように演出し、江戸時代の浮世絵に残る「江の島詣」の賑わいを再現した。
藤沢市内からは江の島囃子連合会や葛原芸能保存会、遠藤民俗芸能保存会などが参加、観客を魅了した。フィナーレでは観客と出演者が一緒になって踊る「総踊り」も行われ、色とりどりの布を手に約５００人が賑やかに踊った。
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