長後食堂の高見さん（左から２人目）と期待を寄せる近隣商店主ら
長後駅東口駅前でシェアカフェ「長後食堂」のオープンに向けて準備が進んでいる。仕掛け人は同地域で２店舗を営む高見広海さん。
立ち上げのきっかけは昨年12月にこの地域で閉店した店舗の活用について、高見さんと近隣店の店主・宮下佳夫さんが「みんなで店を借りて日替わりで商売ができたら面白い」と話したこと。考えた末、１日や１カ月内の曜日単位でスペースを有償で借り、誰でも飲食店やワークショップ、物販店などを開ける「シェアカフェ」というスタイルに辿り着いた。
「長後駅前は歩道が狭く、ゆっくりウインドウショッピングを楽しみにくい」という現状の中、日替わりの店にすることで街を訪れる人の楽しみや、これから商売を始めたい人の足掛かりにもなると考えた。また、商業地として長後を盛り上げることで空き店舗の減少にも繋がるなどのメリットを期待できるという。
スペースはキッチン付きで客席８〜10人ほど。現在高見さんの友人らが、廃材を活用して店舗を作っている。４月中旬に開店予定で、ＳＮＳなどを通じて店舗情報を配信していく。
詳細は高見さん【携帯電話】０８０・３４２８・８７９２へ。
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