2015年度茅ヶ崎青年会議所(JC)の理事長に就任した 都築 佑介さん 浜須賀在住 36歳
良いお節介ができる街に
○…「お節介が焼ける街って魅力的だと思います」。優しく爽やかな笑顔で語るのは、自身の学生時代の経験を思い出すからだ。「地域のお兄さんやおじさんに教えてもらって」上手くなったというサーフィンは大会で入賞経験もある。「地域の強い絆で笑顔が溢れ、光輝く街に」という意味をもつスローガンを掲げ、茅ヶ崎JCの第48代目理事長としてスタートした。
〇…旭が丘で生まれ育ち、浜須賀小・中を経て茅ケ崎高校へ進学。中3の時に出会ったサーフィンと語学を極めるため、卒業後は米国に留学した。「パンとジュースを片手に、一日中波に乗っていた日もある」と話す当時は、現地で友人を作ることも楽しかったという。「人と人との繋がりの大切さを再認識しました。家族ぐるみで仲良くしてくれた時は、本当に嬉しかった」
〇…帰国後、父が創業したツヅキ工業株式会社を継ぎ、専務取締役の現在も現場に立っている。職場では作業着にヘルメット姿。しかし、休日の合間を縫っては茅ヶ崎の波に乗る。同じマリンスポーツの縁で知り合ったプロボディーボーダーの妻との間に授かった息子は6歳になった今年、サーフィンデビューを果たした。「まだまだですよ」と下がる目尻に父親としての愛情が溢れ出る。
〇…5年前にJCへ入会したきっかけも、サーフィン同様「地域の人から紹介を受けて」。地域と人とのつながりを実感してきたからこそ「幼い子どもから年配の大人までの幅広いコミュニティが育まれる茅ヶ崎に」と理事長に立候補した。「茅ヶ崎は海を代表するオシャレの発信力が強い。しかしそれは地域風土から発生していることだと理解し、これからも地域の発展に寄与する若者を結集したい」とJCが抱えるメンバー拡大の問題にも精力的に取り組む。現メンバーの中には「都築さんに惚れて」という人もいるという。男気と優しさを備え持つ若きリーダーに期待がかかる。
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