県政報告 パワーアップ神奈川! 神奈川県議会議員 永田てるじ 1月12日寄稿
令和3年を迎え半月ほど過ぎたところでありますが、7日には新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が、発出されました。これまで人類は様々な感染症と戦ってきました。正しく恐れて立ち向かい、ワクチンの接種の普及等様々な対策を通じ、年末には収束の光が見えている年になるよう、市民・県民の皆様をはじめ各界の皆様と協力・団結していきたいと、ここに意を強くする次第です。
■緊急事態宣言
実施期間2月7日まで(延長の可能性あり)
【要請事項】*事業者対象:飲食店・カラオケ店を対象に、営業時間を20時までに短縮し、酒類の提供は19時まで:イベントは5千人以下、かつ収容率50%以内での実施:テレワーク、ローテーション勤務による「出勤者数7割削減」 *県民対象:20時以降の不要不急の外出自粛
■臨時議会、時短要請協力金の補正予算案をめぐり紛糾
新型コロナ対策として20時までの時短要請に応じた飲食店へ1日あたり6万円を支給するための時短要請協力金543億2600万円を計上した補正予算案を審議するため1月8日に臨時議会が開催されました。当初1日のみの会期予定でしたが審議が紛糾、閉会したのは翌日午前3時過ぎでした。それというのは緊急事態宣言の期間が1月8日〜2月7日であるのに対し、横浜・川崎以外の飲食店への時短要請の期間が1月12日〜2月7日と、4日間のずれがある事が原因でした。
私の所属する自民党県議団は「県民が混乱するので期間を一致すべき」としましたが、県は「国・東京・千葉・埼玉と協議の上での設定なので変更は難しい」とし、平行線をたどりましたが制度を開始できない事態を避けるため、最終的に「8日〜11日に時短営業に協力した飲食店には協力金という形とならずとも何らかの形で応える事」を県に要求の上、議案に賛成、結果、全会一致で可決しました。
*申請開始は時短要請期間終了後になります。
*受給できる時短営業日のカウントは「時短を開始した日から2月7日まで連続して時短営業した期間」になります。(定休日は含む)
■地元での昨年の成果
私が一般質問で提言した危機的な菱沼地区の海岸浸食対策は今年4月からの10年間の対策計画で養浜を主とした砂浜の回復を目指す最重点エリアとなりました。また、萩園地区の産業廃棄物処理(通称萩園山)について、県農地課・市農業委員会・地権者代理人と調整・協議後、昨年のうちに除去されました。さらには、早急な安全対策を施すよう求めた新湘南バイパス高架下に関し、県職員・県警職員・市職員で構成する「検討会議」が立ち上がり、視認性を害する樹木の剪定や変則五差路のカラー舗装化などが実施されました。
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