吉沢の魅力 語り継ぐ 「歴史クラブ」が取り組み
吉沢地域に伝わる歴史や文化を独自に調べている団体がある。一昨年、公民館事業の一環として発足した「吉沢歴史クラブ」だ。
メンバーは代表の山田文雄さんを中心に、石田馨さん、加藤悦男さん、公民館館長の野川達司さんと、歴史好きの人たちで構成されている。昔から住んでいる人への聞き取りや、歴史書での研究内容を各自が持ち寄り、月2回ほど報告会を開催。こうして集まった情報は、吉沢の民話や伝承を連載している公民館だよりの「吉沢の深イイ話」コーナーに使われる。他にも、歴史散策ツアーの案内役を務めるなど、活発に活動を行っている。
山田さんは、「とにかく吉沢が好き。昔のことを調べていくと、今まで知らなかったことがたくさん発見できて楽しいですよ」と笑顔でその魅力を話す。
先月17日には、何度か授業で昔話を披露した縁で、吉沢小学校6年1組の児童らと「吉沢の歴史・文化発表会」を開催。同クラブは「屋号」をテーマにした発表を披露し、なぜ昔の人が屋号を使っていたのかを写真を使いながら説明をした。 「これからもっと活動の幅を広げて、子ども達や新しくこの土地に移り住んできた人達に吉沢の歴史を伝えていきたい」と、山田さんは今後の展望を話した。
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