生徒とともに大樹に育て 大磯高PTAが桜の苗木を寄贈
県立大磯高校PTA(小嶋吉治会長)が同校へ桜の苗木を寄贈した。2月25日、PTAの運営委員らが学校に集まり、玄関脇に苗木を植え、記念碑も建てた。
同校にはこれまで桜の木が1本もなかったことから、PTAの保護者たちが桜の植樹を提案。校舎のすぐ目の前に海がある大磯高校では過去にも桜を植えようという話が持ち上がったが、海風や砂地が難点となって諦めていたそうだ。
今回はPTAの申し出に学校も協力。教諭が潮風に強い種類の桜を調べ、八重桜の代表的な品種「関山」が選ばれた。3月1日に卒業式が行われ、3年生は桜の苗木を見届けて巣立っていった。桜の幹はまだ細いが、造園業者によれば、早速この春にも濃いピンク色の花が咲くという。
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