泥んこで田植え 二宮めぐみ幼稚園児が体験
二宮町一色の水田で6月17日、私立二宮めぐみ幼稚園(栗山明園長)の園児が田植えを体験した。町内の遊休農地を活用して菜の花や椎茸の栽培、竹林整備などを行っている、同町の里山再生育成事業の一環。
田植えに挑戦したのは、年長の子どもたち57名。幼稚園で田植えの絵本を読み、この日を楽しみにしていた園児たちは農業委員や里山づくり推進協議会のボランティアらに手を引かれて水田に足を踏み入れた。「田んぼは、ぷにゅぷにゅしていて気持ちいいね」「もち米ができるのが楽しみ」と目を輝かせ、小さな手で苗を植えていった。また、おまたじゃくしや小さな蟹を捕まえたり、全身泥んこになって遊んだりして、生物や土にふれる喜びを笑顔で表していた。
同幼稚園では「里山づくり協議会や町役場の協力で幼児の農業体験をすることができ、地域の自然の中で子どもが育つ貴重な取り組みとなった」と話す。秋には稲刈り体験をする予定だという。
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