ラフティング世界一監督のメッセージ 「成幸」への心のあり方
ゴムボートで激流を下るラフティングの日本代表チームの監督で、2010年オランダ世界大会で日本初の総合優勝を成し遂げた浅野重人さん(大磯町在住)が、初の著書『どん底から世界一〜世界最弱ラフティング日本を8年で世界一に導いた心の整え方〜』をこのほど出した。
16チーム中15位の結果に終わった世界大会初出場から、ラフティングのプロチーム・テイケイ(平塚市)の結成、人間関係の悪化が招いたチーム崩壊、どん底からの再出発、世界の頂点に辿り着くまで、その道のりと経験を通して浅野さんが学んだ「心の大切さ」について書いた1冊。「出来ない言い訳を辞めて、出来ることをする」「相手に認めて欲しければ、まずは自分が相手を認める」「リーダーは、一番下を支えている人を評価し、やる気にさせる必要がある」などといった浅野語録を紹介。心が幸せになる「成幸プログラム」で人生をよりよく生きる方法、目標を実現していくためのヒントを伝えている。
「めまぐるしく動く世の中で、多くの方々の心が疲弊しているのを感じます。今こそ心のあり方を見つめ直しましょう、という想いを込めてこの本を書きました。僕の13年間の経験がギュッと詰まっています」と浅野さん。3月11日に発生した東日本大震災が執筆のきっかけになったそうだ。
定価1470円。発行/エベイユ、発売/星雲社。全国の書店のほか、アマゾンなどのインターネット販売でも取り扱っている。
なお、この本は「本で世界を救うキャンペーン!」に参加しており、1冊売れるごとに世界の子どもたちにポリオワクチンが寄付される。
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