湘南ベルマーレ 白鳥勝浩選手 10連覇の偉業達成
優勝した白鳥選手（左）と青木選手
「第25回ビーチバレージャパン」（日本ビーチバレー連盟ほか主催）が先月11日から13日まで藤沢市鵠沼海岸で行われ、湘南ベルマーレビーチバレーチームに所属する白鳥勝浩選手（ペア・青木晋平選手／フリー）が優勝、10連覇を遂げた。
大会にはシード８チームと予選を勝ち上がった48チームを加えた56チームが出場し、トーナメント方式によって優勝が競われた。
直前にペアを変更して本大会に挑んだ白鳥選手は、決勝トーナメントから出場した。１回戦から準決勝まで１セットも失うことなく決勝へ進出。迎えた決勝戦では１セットを失い、苦しい展開に追い込まれるも要所でブロックを決め２セットを連取、自身10度目の優勝を手繰り寄せた。
試合後、10連覇を達成した白鳥選手は、「実感はありません。目の前の試合に集中して一つひとつ勝っていくという自分のスタイルを貫けた結果だと思います」と話していた。
白鳥選手は、東海大学卒業を機にインドアからビーチに転向。平塚ビーチパークを活動拠点とし01年、湘南ベルマーレに入団した。08年の北京オリンピックでは日本男子では12年ぶりとなる出場権を得て、男子勢初の１勝を挙げている。また翌年には史上初の国内ツアー大会の完全制覇を達成している。
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