消防と監視員が水難救護訓練
梅雨明け後にやって来る本格的な海水浴シーズンを前にした11日、大磯町の北浜海岸で水難事故に備えた合同救護訓練があった。大磯町消防本部と海水浴場の監視任務にあたっているライフセーバー、看護師ら約20人が参加した。
訓練は、海水浴客が沖に流され、助けようとした知人も溺れて要救護者が二人いるという想定で実施。ライフセーバーが一人を救助し、心臓マッサージやAEDによる応急処置を人形に施した。駆けつけた救急救命士が気管挿管と薬剤の投与を行い、病院へ搬送。行方不明だったもう一人は消防のボートで救助した。参加者たちは役割分担や一連の救護活動の流れを再確認していた。
この日は同海岸で津波避難訓練も行われた。津波発生の危険を知らせるサイレンが鳴り、監視員が海岸利用者らを防潮堤北側の道路へ誘導した。
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